美空ひばりさんはアメリカで歌いたかった
昭和の歌姫と言うのか、世紀の歌姫というのか美空ひばりさんにも一応は夢があったよううです。その夢は和田アキ子さんは実現しましたが、アメリカで歌いたかったこと。
が上げられています。
あの坂本九さんの『上を向いて歩こう』と言う曲が『Sukiyaki』としてカバーされて、全米でヒットした事を、やはり半分は羨ましく思っていたようです。
ハワイもアメリカですが、やはり本土で歌いたい思いはあったのではないかと思います。
しかし、ハワイも移民が多く戦時中はかなり板挟みで苦労したと聞いているので、そう言った労いの方を優先したのかも知れません。
そして、もう少し遅く生まれていたならば、たらればの話になってしまいますが、アメリカのカーネギーホールか何かで歌っていたかも知れません。
美空ひばりさんの凄い所は、必ず曲の中に時代を感じる音楽を取り入れていて、それでもそれを聴けば、『美空ひばり』ですと言うのを、きちっと聴かせることだと思います。
あの秋元康さんが、『ひばりさんが歌いに歌い込んできて、こんな風なんだけどどうかしら?って言われたら、いいえ違います。なんて言えませんよね。』と言ってましたが、どんな歌になろうと『これが美空ひばりの歌です』と言えばそうなってしまうところが、凄い所なんだと思います。