ジギー・スターダストの1夜限りの上映
私の勝手な想像ですが、実はボウイ、1月8日が誕生日で10日が命日にあたり、どちらで上映するかの迷いが、中をとっての9日だったのではないかと勝手に想像してしまいます。
それでも、ボウイファンならきっと行くでしょう。
本来なら仏教的に言えば今年が3回忌にあたるわけで、カタルシスなのかやはり愛すべきボウイ様によって、より音楽とりわけRockを多方面に分散させた一人なのだという事を踏まえて。
若き日のボウイを見て、この時のボウイのRockの捉え方はこうなんだという事を、知っていただければ。
ストーズが流行りを取り入れてもストーンズであり続けるのに対し、常に現在進行形でボウイを変化させることで、表現し続けたその1部がジギー・スターダストであります。
ですから、これを観たからと言ってボウイの全ては語れないという事になります。
その位表現力の豊かさを、セルフプロデュースの豊かさを知って頂けたらと思います。
サンタナ先生にはいくら出せばいいの?
とても興味深いですね。
やはり、ケーブルテレビも独自配信をしているアメリカだけはあります。
日本のミュージシャンもすればいいのに。
と思ってしまいますね。
私は汗と涙と泥は苦手ですが、サンタナの音楽にも土臭さを感じています。
特にこの曲は乾ききった土埃の音を感じるのです。
ジャケットからは程遠いですが、そう感じてしまいます。
一応は、1回1万円ちょっとですが、世界のサンタナがワンフレーズでも教えてくれるなら、日本人でも買いますよね。
どういう仕組みにになっているかわちょっとわかり兼てしまいますが、サンタナがいいと思えば、文章から読み取れる分には一緒にプレイができそうな文章に見えます。
サンタナの目に止まればとなっていますので、ちょっと期待を感じますね。
この曲は歌詞が入っていますが、サンタナは基本インストゥルメンタルでギターサウンドが主です。
こういうところがアメリカの凄い所ですね。
自分のライブで追い出されたマーフィー
せっかく40周年のバウハウスとしてのライブ敢行でのツアーで、フロントマンのピーター・マーフィーが観客にボトルは投げるわ、セットは蹴っ飛ばすわ・・・で、逆に自分のライブでセキュリティに追い出されるのは一応は、若いとみるべきなのか?それとも何か・・・アルコール依存症なのか?と、思ったりしています。
一応はこの後のギリシャ公演は、大丈夫だった。そして、来年の南アフリカでそのツアーは完了です。
という事は、日本には来ないんですね。
悲しいですね。
ですが、書いていても、知ってる人は少ないですよね。
マーフィーなんてエディー・マーフィーの方がまだ有名ですものね。
一応はDavid Bowieとカトリーヌ・ドヌープ、スーザン・サランドンが共演した映画『ハンガー』で、ちょっとしたバンド役で出演してます。
フレディは長くないと思っていた
一部の読者層で燃え尽きたマッチ棒の愛称で呼ばれた、東郷かおる子さんです。正にMusic Lifeをしょってはいましたが、実は他にJamと言う雑誌もありまして、そこの高橋まゆみさんが重鎮なのでした。
一番いい時のQueenに接し、一番いい時の自分で捉えているものであれば、感慨深いでしょう。
ちなみにもう一つ雑誌があり、こちらはどちらかと言えばビジュアル系のバンドでして、本来音楽をというよりは本当にビジュアルです。
しかし、Queenに火をつけたのは女性だとは思います。
実際いとこも好きでしたが、兄は聞いてはいませんでした。
海外に行けばいいものはいいで受け入れやすいのかも知れませんが、日本の場合はどうしても王道的なものから入るバンドをする前提でのファンが多いですよね。
そういう点では女性の方が先を行ってると思う。
デヴィッド・ボウイファンじゃなくても買おう!
今回ボウイが2000年に出演したグラストンベリー・フェスティバルに出演したライブを発売するのは、来年のアプリも絡んでいるのだろうと思う。
まだ手にはしていないが、今回のRockin'onにも掲載されています。
なぜこれまでにBowieをこれまでに押しあげるのかと言えば、やはり映画にも出演しているいし、というだけではありません。
16歳の頃に既に、Bowieは自分のキャラクターをある意味演出し演じきっている風でもあるからです。やはり、ミュージシャンがリンゼイ・ケンプに学び、パントマイムであの『エレファントマン』を演じたと言うのがなければ、まぁ確かにアーティストかもね?
くらいで終わると思います。
実際、去年行われたDavid Bowie isであのフィルムが流れなければ、ブロードウェイなんて当時中高生だった自分では、遙か遠い場所です。昔からのファンは観に行っているかもしれませんが、それを少し見ただけでしたが、評価は高かったというのはうなずけました。
Queenやキングクリムゾン等がロックとクラシックなどの融合や即興性の高いプログレシブロックも彷彿させるものに流れて行くのに対し、どちらかと言えばアイドルチックなT-rexのグラムロックに流れていったのも興味深いです。
ロックの殿堂入りのカテゴリー
実際にロックの殿堂入りのカテゴリーがわからない。というものがあって私もそれに近いものを感じます。
それは、今回逃したトッド・ラングレンを始めきっと貰えれば凄いのでしょうが、若干以上に浦島太郎じゃね。的になっている人間にとっては、功績的に考えれば、もっと前に貰っていてもいいんじゃないか?と、思ってしまうのです。
今回受賞したのは以下の7組らしいのですが・・・
レディオヘッド
デフ・レパード
ロキシー・ミュージック
ザ・キュアー
ジャネット・ジャクソン
スティーヴィー・ニックス
ゾンビーズ
ロキシー・ミュージックが今頃ですか?ザ・キュアーがそれから、ジャネット・ジャクソンが・・・
やはり、理解不能です。
ディープ・パープルなんて珍しいと思う
インタヴュアーがかの伊藤政則(イトーセイソクと読むらしいです)氏です。結構長めのインタビューでイアン・ギランが応えています。ディープ・パープルのいい所も、変わってしまったところも、包み隠さずに言っていると思います。
ここまでくるなら、何気に大貫憲章氏もありなんじゃないか?と思うのですが。
特に伊藤政則さんはハード・ロック、ヘヴィ・メタルで覚えてはいるのですが、大貫憲章さんが、どうだったのかが覚えていません。
それで、話をイアン・ギランのインタビューに戻しますと、
いわゆる同世代ならではの同胞意識は人間なら必ず感じるものだ。生まれながらの本能で若者は両親たちがやったことをぶっ壊したいと思う。どの世代の若者も、この世が生まれた時からそうだったし、そうして人間は進化してきた。でも同年齢の他のバンドとの間に音楽的な意味の同胞意識やライバル意識があったかといえば、それはなかった。ロックを一括りのイメージで語られることには抵抗があるよ。
インタビューより引用
僕らはどんな方向に進んでもいいんだ、という知識を得たことが重要だった。そのサウンドと5人の個性があったから、僕らは他にはないバンドになれた。音楽はかくあるべきという固定観念はなかった。
インタビューより引用
というように、どちらかと言えばやはりイアン・ギランのあの声はときとして、楽器の1部として聞こえ、ときとしてシャウトしながら私の心を震わせる。
その琴線の違いが、好きか嫌いかになるだけでそれこそ十人十色でしょう。