ご飯が出来たよ~♪と言う矢野顕子さん
矢野顕子さんが評価されるのは、日本では知る人ぞ知るなのでしょうが、
ピーター・バラカン氏曰く『日本の音楽はこれです。』と出されて
すぐ解る楽曲なのだそうです。
私が知ったのは、あの化粧品で春夏秋冬のCMイメージソングがそのまま
ヒットに繋がっていた頃でヒットした『春先小紅』でした。
その後に特集で『ラーメン食べたい』と言う名曲に出会いました。
そして極めつけが清水ミチコさんがモノマネする場面でした。
そして、渋谷陽一さんを始めとする音楽評論家の座談会で美空ひばりさん
などもあがり(その時は入院か他界されていたかでした)、歌謡界に影響を
与えた人ではありますね。それをABBAみたいだと発言した評論家の方が
いらしたんですが、それを激しく否定していました。
今やBABY METALが海外でも盛り上がり、きゃりーぱみゅぱみゅがフラ
ンスで受けていますが、その当時は坂本九さんの『上を向いて歩こう』の
カバー『SUKIYAKI』かYMOがアメリカで受けていたのが日本の音楽だっ
た様に思います。
ピンクレディーや松田聖子さんもアメリカでの活動をしていましたが、あ
まりパッとした報道はされていません。
ピーター・バラカン氏が言うには、それこそ着物の裾を乱しながら歌う
『浪花節だよ人生は』の方が、日本の音楽として受け入れられる。と言うの
です。
つまり、日本のロックは二番煎じじゃないか?と言うのが、正直な話らしい
のですが、ちょっと合点がいきません。
その後ですね。Xが出てきたのが。
Yoshikiさん曰く政治的にも動いたらしいです。アメリカでのデビューは。
そんな話もありますが、矢野顕子さんはそのものが日本の音楽として、
話さなくても普通に受け入れられる所が凄いのです。