ディープ・パープルなんて珍しいと思う
インタヴュアーがかの伊藤政則(イトーセイソクと読むらしいです)氏です。結構長めのインタビューでイアン・ギランが応えています。ディープ・パープルのいい所も、変わってしまったところも、包み隠さずに言っていると思います。
ここまでくるなら、何気に大貫憲章氏もありなんじゃないか?と思うのですが。
特に伊藤政則さんはハード・ロック、ヘヴィ・メタルで覚えてはいるのですが、大貫憲章さんが、どうだったのかが覚えていません。
それで、話をイアン・ギランのインタビューに戻しますと、
いわゆる同世代ならではの同胞意識は人間なら必ず感じるものだ。生まれながらの本能で若者は両親たちがやったことをぶっ壊したいと思う。どの世代の若者も、この世が生まれた時からそうだったし、そうして人間は進化してきた。でも同年齢の他のバンドとの間に音楽的な意味の同胞意識やライバル意識があったかといえば、それはなかった。ロックを一括りのイメージで語られることには抵抗があるよ。
インタビューより引用
僕らはどんな方向に進んでもいいんだ、という知識を得たことが重要だった。そのサウンドと5人の個性があったから、僕らは他にはないバンドになれた。音楽はかくあるべきという固定観念はなかった。
インタビューより引用
というように、どちらかと言えばやはりイアン・ギランのあの声はときとして、楽器の1部として聞こえ、ときとしてシャウトしながら私の心を震わせる。
その琴線の違いが、好きか嫌いかになるだけでそれこそ十人十色でしょう。