音楽で森林浴

Britishurock(現在は死語?)を始め今までの好きな音楽を書いていきます。湯川先生に近づけるか?

リンゴはなんにも言わないけれど~♪

戦後間もなくヒットした『リンゴの唄』ではありますが、一応は敗戦と言う事もあり元気を取り戻して欲しいと言う思いで作ったそうなんです。

 

でも、それをそう取らなかった人もいます。

その人は女優さんだったと思います。

実はその女優さんはあの満州国からの帰省を命からがらしたそうなんです。

残留孤児にならずに済んだけれども、この曲を聴いた時に凄く腹が立ったらしのです。

 

敗戦といえども、日本国内の人たちはそんなに苦労していない様に感じたらしいのです。その明るい曲調が幸せの象徴のように感じたような。

 

でも、国内の人はそうではないですね。実際原爆も落とされてますし、空襲もあちらこちらで落とされている訳ですから、今現在住んでいるこんな田舎町に育った母でさえ、一応は疎開していたのですから。

 

二度と繰り返してはいけないと思うこの頃です。