自分をプロデュースする力が凄い
デヴィッド・ボウイを知ったのは実はおすぎとピーコさんが、美しい男性ミュージシャンで取り上げた事でもう堂々たる1位でした。
パンク世代ではありますが、それでも2,3年のズレがあります。
それにやはり日本でしか評価なのか人気なのかされないバンドが好きでした。
それを全然違うものとしてワールドワイドにしてくれたのが、デヴィッド・ボウイです。
おすぎとピーコさんがべた褒めしなければ知らなかったと言う事は、知ったのは丁度『スケアリー・モンスターズ』からです。昔からのファンからすればあのナイル・ロジャース(マドンナのファーストアルバムを手掛けた音楽プロデューサーで大ヒットしました)がプロデュースした『レッツ・ダンス』が駄作と評される1作前のアルバムです。
ボウイはそのデビュー当時から自分をプロデュースする事を常にラフに書き込んでいました。昨年の『デヴィッド・ボウイ展』はもっと広いスペースでして欲しかった。のと3回は足を運ぶべきだったのがありました。
ボウイの初めてのフィルムは、後に千変万化してアルバムを発表するボウイを彷彿させるちょっとホラーのようなフィルムですが、頷けるものになっていました。
アバンギャルドでプログレッシブな音楽を表現するようになってから、ミュージシャンと言うよりはアーティストと表現される事が多くなってはいますが、音と映像の表現者としては、やはりボウイが私の中では1番です。